かぶは根よりも葉の部分の方が優れている

かぶは根よりも葉の部分の方が優れている

スーパーなどでかぶを買い求めた際、もしかして葉の部分を捨てていませんか?

 

普段、かぶというと白い根の部分だけを想像してしまいがちですが、かぶというのは根も葉も両方、利用できる野菜なのです。江戸時代の頃までは、今とは逆で主に葉の部分を食用としていたようですよ。しかも、栄養成分を比較してみると、根よりも葉の部分の方が優れているのです。かぶの根の部分(白い部分)は淡色野菜に分類されます。

 

含まれる栄養素としてはビタミンCが挙げられます。その含有量は皮の部分が多く、中心部分は少ないのです。無農薬・低農薬のものでしたら、皮ごといただくのがおすすめです。その他の栄養素であまり目立ったものはないのですが、強いていえば、ジアスターゼというでんぷん質分解酵素が含まれています。大根などにも含まれているものです。私達の体内で食べ物を消化する手助けをしてくれます。

 

一方の葉の部分は緑黄色野菜です。ビタミンA・B群・Cだけでなく、カルシウム・鉄・カリウム、さらに食物繊維まで豊富に含まれているのです。ビタミンAやCはガンや生活習慣病の予防に効果があるといわれていますので注目です。また、特にカルシウムの含有量は非常に多く、100g当たりの量を比べるとほうれん草以上なのです。

 

つい何気なく切り捨ててしまいがちですが、栄養的には根の部分よりも優れています。さっと茹でて煮ものなどに添えたり、あえものや漬けものにするのもおすすめです。味噌汁の具にしても良いですよ。ちなみに葉の部分は根の部分に比べても、すぐに黄色くなって傷んでしまいがちです。可能であれば、買ったその日のうちに料理に使ったり、さっと茹でて冷蔵または冷凍保存しておきましょう。

 

先ほど、(葉の部分と比べると)栄養的にはあまり期待できないとお話しましたが、根の部分はいろいろな料理に使うことが可能です。煮もの・酢のもの・漬けものだけでなく、サラダやシチュー・ポトフなどに加えても美味しいですよ。